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2016年12月 3日 (土)

実にそうとしか思えないのである

昨日、生まれて初めて救急車に乗った。昨日は天気もよく暖かだったので、午後バイク乗りをしたのだが、湾岸の海底トンネルの中で転倒してしまったのである。海底めがけて下りになる走行車線上に落下物があって、それを踏んでバランスを崩し、アンコントローラブルのまま追い越し斜線に入って、その右側の縁石に接触して転倒したのであった。そこがどんなに危険な場所かはすぐわかった。バイクはエンジンがかかったまま前方に転がったままだが、私ははって幅50センチほどの縁石に上がって横になった。幸い私の後ろを走っていた大型トラックは直前で止まってくれて、下りてきた運転手さんはやはり走行車線上に止まったトラックの運転手と話をするとこちらにやって来て、「いま行ったクルマが事故連絡すると言っていた。ここはみんな猛スピードで下りてくる所だから」と言って、倒れたバイクを起こすと、ハザードランプをつけたトラックに戻って行き、やがてパトカーが来るのと入れ替わりに、そのトラックは走り去った。その時は気が動転していたから、名前も会社も訊かないままだったけど、思えば命の恩人である。そんなこともあって、ここに書き残しておきたいわけ。それから救急車が来て、私はそこに乗せられて、救命士さんは受け入れ先の病院をあたり、やがて聖路加国際病院が受け入れてくれることになった。警察の方は自損事故ということで、自宅に電話を入れるのと、エンジンのかからなくなったバイクを運び出すための牽引業者に連絡してくれた。聖路加国際病院ではほとんど待たされずに、着くと直ぐに急患用のブースに運ばれて、3人の可愛い看護師さんがヨイショと重い私をベッドに移して、アンダーシャツ以外を脱がしてくれた。こんなことになろうとは思ってもいなかったけど、出かける時に暖かめの衣料に着替えていたから、下着は新しく恥をかかずにすんだ、多分。しかし冬用の裏地つきのGパンと冬用のシンプソンのジャケットとその下に来たオイルドセーターは裂けてしまっていた。それから頭と首のCT、足と手と胸のレントゲンを撮った。その後、これも大して待たされることもなく若い美人の女医さんが来て、結果を説明してくれた。足は腫れていたけど傷は深くはなく骨も折れていない、右の肋骨が1本折れていただけであった。折れた肋骨を直すには薬はなく、1ヶ月ほどでつながるだろうとのことで入院になることもなく、痛み止めとサポーターのようなものを胸に巻いてくれた。そんで、迎えに来たかみさんとタクシーで帰ったのであった。

以上が、昨日の顛末である。気がついたことは、日本における事故や緊急医療への対処はなかなかよく出来たものであるということ。聖路加国際病院は、以前にも日曜日にサッカーをやって肉離れをおこし、夜に駆け込んだことがあったわけだが、高級ホテルを思わせる施設、ホスピタリティの高さで1、2の人気のある病院ではあるけど、私のような貧乏人が駆け込んでも対応には何の差もない。それと、あちこち痛くて身体を動かすのが難儀である。おそらく高齢化がすすんで寝たきりになるというのは、こういう状況になるのだと思わされ、それも遠い話ではないだろうと思われ勉強になった。また、かみさんは「あなたはテレビで高齢運転者の事故を見ると、『また高齢者が子供の列に突っ込んだ、免許書を取り上げないとダメだな』と言っているけど、あなたも同じ。今回は特別に神様があなたを助けてくれたけど、もうバイクは止めなさい。」と言うのであった。これで、来年最後のバイクに買い換えようと思っている計画も、ほぼご破算になりそうだけど、「今回は特別に神様があなたを助けてくれた」というのは、実にそうとしか思えないのである。

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