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2015年12月21日 (月)

2015年2月16日 「体力勝負」

昨日は、仙台の文学館で「仙台・羅須地人協会」主催の「仙台・羅須地人協会1周年・賢治とモリスの館10周年」の記念シンポジウムがあって、出かけてきた。「ウィリアム・モリスと夏目漱石、それから宮沢賢治」という魅惑満載のテーマ。大内秀明氏の講演と、モリス・漱石・賢治研究者によるシンポジウムは、実に聞きごたえあるものであった。

1月25日の東京支部の記念講演会は100名、昨日の仙台は200名の参加者を得て、2周年目に入った「文明の転換による東北の復興をかかげた仙台・羅須地人協会」とそのムーブメントは、その立ち上がりと成長にかすかな手ごたえを感じるところであった。シンポジウム終了後の懇親会と、今日の午前中は「仙台・羅須地人協会」の事務所(共同センター・仙台)で今後の取り組みなどあれこれと相談、研究会や交流会や朗読イベントなどたくさんの企画を相談した。

昨今、ちまたではトマ・ピケティの『21世紀の資本』が話題になっているから、大内秀明氏も読んでいて、「ピケティの言う資本は資産のことだよ。今度ピケティの批判を書くよ」とおっしゃっていた。行きがけの新幹線の中で読み出した宇野弘蔵の『資本論に学ぶ』(ちくま文庫2015.2.10)には、「(岩波書店の『経済学小事典』の[資本その1]を中山伊知郎君)が書いた。ぼくは[資本その1]を読んだが、何べん読んでもわからんのです。あれで[資本]という言葉がどうしてわかるのか、どういう理論をもってあれを資本と解しているのか、ぼくにはどうしてもわからない」とあって、この50年間にマルクス経済学を捨てた日本人が、なにを今さらのピケティ・ブームにあきれるところ。今年の活動には、仙台宇野派による宇野経済学の復興も大きな課題とするところでもあった。

仙台での泊まりは、昨夏につづいてゲストハウス「梅鉢」。これで3回目だから、老人バックパッカーぶりも慣れたもの。今日は半田先生がクルマで東北大学の各キャンパス、宇野弘蔵の研究室だった部屋から、さらには魯迅の住んだ下宿、小出裕章氏の住んだアパートまで案内してくれた。仙台は見所たくさんだから、今度来る時はゲストハウス「梅鉢」に連泊して、仙台を歩き回ってみようかと思うところ。1泊2500円だから、4泊5日でも1万円である。今日の帰りは、3100円の高速バス。ジジイにとって問題は、貧乏バクパッカーは体力勝負であることだろうか・・。

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