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2015年12月21日 (月)

2015年10月9日 「石井光幸さんを偲ぶ会」

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昨日は、千住関屋町のパラマウント製靴共働社で「石井光幸さんを偲ぶ会」があって、出かけてきた。石井光幸さんは、1977年に倒産した下請けの製靴工場であったパラマウント製靴を8年間にわたる自主生産闘争を経て、新たに生産協同組合である「パラマウント製靴共働社」として再建し、労働運動における自主生産、自主再建、生産協同組合への展望を切り拓かれた方であり、石井さん亡き後もパラマウント製靴共働社は今なお元気に継続している。昨日、やはり80年代に自主生産闘争を闘って自主再建した東芝アンペックスの金島さんや、そこを辞めて太陽光発電の会社を起こされた都筑建さんらと再会したが、彼らも事業を継続している。また、全統一労組の鳥井一平さんと隣り合わせたので、この夏に大内先生や小野寺さんとやった研究会のことを話して、私と大内先生で書いた『土着社会主義~』も購入していただいた。鳥井一平さんは、争議後に自主生産を始めた零細企業をまとめて「自主生産ネットワーク」をやっているほか、「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」の事務局長をやっていて、劣悪な環境で働く日本の外国人労働者の保護や未払い賃金を取り戻すための支援活動が評価され、2013年に米国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された活動家で、学生時代には生協活動もしている。生前の石井光幸さんは自主生産闘争を通じて、労働運動に新しい展望を切り拓いてくれたわけだが、その「偲ぶ会」においても、パラマウントの争議解決から30年、昔の仲間たちを再会させて、新しい労働運動やその連帯に向けて、みんなを励ましてくれているようであった。

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