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2014年9月11日 (木)

これからは小商いだね

しばらく書き込みをしなかったら、「更新が少ないですね。何かあったのかな」のメールをいただいた。この10年来会っていない方で、ありがたい話である。私は今年で65歳、高齢者になった節目に、これまで長年だらだらとかまけてきた「労農派論」をなんとかまとめようとして、最近やっと脱稿したところ、その作業をやっていたわけである。

私はワープロソフトのMSワードを持っていなくて、文章はレイアウトソフトに直接書いてしまうから、脱稿=初稿出しとなる。仙台ヒデさんとの共著で、A5版450ページ。そんで、全文をプリントアウトして、昨日の午後に本郷にある社会評論社という出版社に届けに行った。

社長の松田さんには以前から話はしてあって、最初は乗り気薄であったのだったが、全体が見えてくる中で関心を持っていただき、「出しましょう」ということになったわけである。昨今の社会運動の状況から出版界の近況まで、しばらくあれこれと話をして、「これからは小商いだね」というところで話が合った。まあ、1000部刷って何部売れるのやら。小商いであることは間違いない。今後のスケジュールや条件は、19日に仙台ヒデさんが上京した折に再度話し合うことにしたのだが、まあ、ほっとしたところ。

帰りがけにお茶の水の街を歩いていたら、急に雨が振り出した。傘は持っていなくて、けっこう烈しいので雨宿りしたのだが、止む気配がない。仕方が無いから、千代田線の駅まで走って濡れた。それにしても、外出する度に雨に降られるのはどうしたことか、異常気象と言うしかないのか。自然界が異常になっているのに、国政が原発の再稼動に向けて全力で動いているのは、さらに異常で救いがない。

堺利彦らの社会主義の運動は、冬の時代の後にまた冬が来るといった時代の中で闘われた。3.11の後にまた原発とは、戦後民主主義は幻想であったのか? 歴史修正主義者たちはそうであったことにしようと目論んで、最近は朝日新聞叩きをこれも全力で始めているわけだが、「労農派論」は歴史修正主義者とガチンコするつもり。売れなくて、相手にもされないだろうが、そういう時代だからこそ投げ込むしかないのである。

耳に腫瘍ができて2年前に手術した後、仕事は止めたのだけど、知り合いからの頼まれがあったりして、今年は遊びも含めてけっこう忙しい。あっという間に、暮れになりそうな気配である。

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