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2013年4月25日 (木)

ほとんど「原発は安全です」のレベル

20130424 昨日は、未来の党の政策フォーラムに行って来た。政策フォーラムと言っても議員は阿部知子さん一人で党首も兼任の党、今回の参加者は前回よりも10人少ない20名であった。今回のお話は、河北新報論説委員の矢野奨氏から「東北再生への提言」をうかがった。

被災地では非日常の日常化がすすんでいて、何も好転しない状況が日常化しているとのこと。福一の近くで人が住めないほど汚染された町村では、町村ぐるみで福島市や郡山市やいわき市に「仮の町」をつくって移住しているが、移住先の住民との間に対立も生まれているというし、福島県全体でも福島に残って暮す人と、福島から出て行った人の間で、風評をめぐって対立が生まれているという。

矢野奨氏は、移住先で閉鎖的な「仮の町」に対して、移住先における「仮の住人」とか「ソフトな仮の町」といったことを提起していたが、被災地との関係を考える上で大いに参考になることであった。

私の住む街に新しく出来た高層の公務員住宅には、福島からの被災者が1000人以上住んでいる。近くにある生協では、組合員さんが店舗の上にあるスペースで福島からの被災者の方を招いて料理教室をやっている。昨日の朝刊には福島の酒を飲んで、福島の蔵元を応援しようとする人たちが紹介されていた。まあ、なんでも出来るところである。

先日、仙台ヒデさんは復興に向けて「協同センター・仙台」を立ち上げ、さらに作並にある自分の別荘を「仙台・羅須地人協会」として、ここで宮沢賢治の元祖「羅須地人協会」の再生と継続をしようとしている。私は、今週末にそこに行くのだが、そこに住んでいなくてどう活動するのか、考えてきたい。コミュニティを土地から切り離してソフトに考えれば、空間を隔ててでも自治体は可能であろう。何でつながるのか、である。

矢野奨氏によれば、被災した側からすれば、原発の再稼働などあり得ない話なのに、国は原発再稼働に向かって動き出し、被災地を訪れるボランティアの人たちも半減しているそうである。さらに、アベノミクスによる全国的な公共事業の拡大が、被災地におけ資材や人出の不足を生じさせ、復興の足かせになっているという。

昨今のアベちゃん、ナショナリズム丸だしにして中国、韓国のナショナリズムとのチキンレースを始めた。顔つきはまともな指導者とは思えないが、支持率は高いという。金融緩和でもTPPでもやってみれば、例えバブルだろうと景気はよくなるのではとの期待が大きいのだろう。しかし、アベノミクスへの期待など、ほとんで「原発は安全です」の神話を信じたことと同じレベルであろう。

私は、とりあえず阿部知子を応援する。よろしく!

※写真左は、衆議院第1議員会館から見た首相官邸。官邸も立派だが、新しい議員会館は宮殿のようであった。

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