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2006年7月 2日 (日)

ブログとSNS

 先のパソコンのクラッシュで、書きかけの文章がなくなってしまい、少しめげて、ブログから遠ざかってしまった。昨日、人と会ったら、ブログのことを聞かれ、家に帰ると仙台の大内先生からも「ブログどうしました」のメールが届いていた。多寡にかかわらず、読者はいるのだと感謝する次第です。

 ブログからは遠ざかっていたが、最近は、mixi(ミクシイ)という流行のSNS(Social Network Service)にはまっている。このSNSというのは、会員制のHPとブログみたいなもので、同趣味の人が集うコミュニティもあって、若い人が中心だが、最近は団塊の世代もけっこうやっている。

 80年代のパソコン通信とBBS(電子掲示板)にはじまり、90年代のインターネットとホーム・ページから、2000年代には誰でもつくれるブログ、そしてSNSへと、個人による情報発信の波が、ヴァーチャルなコミュニティをつくるところまで来たかというのが、SNSの実感である。

 書きかけだった文章は、いわば「コミュニティ論」で、トクヴィルの見た19世紀前半のアメリカのコミュニティから、19世紀後半の産業化のすすむアメリカにおける「原点=コミュニティ回帰」の諸運動あたりまで書いていたところだった。

 アメリカにおける市場経済の進展とそれへの対抗運動を見ていると、対抗運動の側には常に「原点としてのコミュニティへの回帰」というモチーフがあることが分かる。70年代の対抗文化運動の中から生まれたパーソナル・コンピューターは、よりオープンに、よりパーソナルな方向へ展開をしながら、とりあえずはヴァーチャルなコミュニティづくりまで来たかというのが、私のSNSについての印象である。

 明日までに仕上げなければならないDTP仕事がふたつあって、先週からけっこう忙しい。これが済んだら、またブログを書き出そうかと思っている。一般論はブログに、私的感懐はMIXIの日記にと、まあ、こんな書き方になるだろうか。

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